ドイツでプリペイドSIMの購入に挑戦してみた

【2019年12月20日】公開

海外出張の際にも必須なインターネット環境。
皆さんはどのように確保していますか?

渡航前に日本で「Global wifi」や「イモトのwifi」などのモバイルルーターをレンタルしたり、プリペイドSIMを日本や現地で購入したり、はたまたフリーwifiだけで乗り切ったりなど、さまざまかと思います。
出張期間やインターネットを使う頻度、重要性に応じて使い分けている方もいらっしゃることでしょう。
私は、現地の電話番号も手に入れられるし、料金もリーズナブルなプリペイドSIMを利用する事が多いです。

しかし、国によっては、SIMを利用するのに、とんでもなく時間と手間がかかる事もあります。
特に、出張慣れしていて、現地のプリペイドSIMを利用する事が多い方は要注意(かくいう私も少々慢心気味・・・)。

最近では、ドイツで規制が強化され、購入・登録が簡単にはできなくなったと耳にしました。
今回、ドイツのハノーファーで開催された工作機械や要素部品の展示会「EMO 2019」に、出展・運営のサポートに行く機会があったので、実際にどうなのか、あえて体験してみることにしました。

 

さっそくショップに行ってみると・・・

施工前日、乗り継ぎ便に遅れが生じてハノーファーに到着したのは21時半。
ドイツでは、たいていの店舗は20:00には閉店します。
空港も例外ではありません。
この日は購入をあきらめ、ホテルへ直行しました。

翌朝、さっそくプリペイドSIMを購入しに出かけてみます。
向かったのは携帯電話キャリアのO2ショップ。


しかし、その店にはプリペイドSIMはありませんでした。
店員さんに聞いてみると、ハノーファー国際見本市会場近くのスーパーで売っていると教えてくれました。


行ってみると、手ごろなものが数種類おいてあります。
購入するときにも問題はなく、ここまでは、ほかの国と変わりありません。


 

開通手続きに挑戦

さて、無事にプリペイドSIMが手に入りました。
普通は、SIMを挿入して、端末の簡単な設定をするだけで開通できますが、ドイツでは旅券番号などを含めた個人情報を入力しなければなりません。
スマートフォンで入力すると間違えてしまう恐れがあるので(不器用なんです・・・)、展示会場まで移動して、ビジネスセンターの時間貸しのパソコンを借りました。
ブラウザで指定のページを開いて入力します。


ここまでも、なかなかの手間です。
SIMの購入からすでに30分経過・・・・・・

基礎情報の入力が終わると、「POSTIDENT」というアプリのダウンロードを求められます。


今度はスマホに切り替えます(モバイル用のフリーwifiは利用できました)。
そのアプリでオペレーターとのビデオチャットが始まります。
選べる言語はドイツ語か英語のみ。
苦手な方には一苦労です。

ビデオチャットをしながら、自分の顔写真やパスポートの写真を撮って送るように指示がありました。
写真の撮り方が悪いと、何度でもやり直しを要求されます。
ここは辛抱。

POSTIDENTの前に準備しておくべきもの
・パスポート(顔写真ページを事前に撮影しておく)
・明るくてビデオチャットに顔がはっきり写る場所(暗い場所だと、オペレーターから明るい場所に移動するようにいわれます)
・身分証明書(保険証や運転免許証、英語の名刺など)
・常識レベルの撮影技術と忍耐(笑。ほんの少しの影や欠け、見切れも許されません)

やっとのことでOKが出て、ビデオチャット終了。
登録したメールアドレスに、手続きが完了した旨のメールが届きました。
メールを読むと「24時間以内に開通します」との一文。
まさか、今日は使えないのかと思いましたが、スマホの画面を見るとアンテナのイラストが表示されていて、無事開通できました。

 

やってみた感想

今回は、体験することが目的だったのですが、そうでなければ二度とやりたくないというのが正直な感想です。

なので、ドイツに出張する際には、
・モバイルルーターをレンタルして持ち込む
・日本でSIMを買っておく
の、どちらかですね。

何事も事前準備が肝心。
現地の事情を調べておいて、ストレスなくビジネスに集中できるようにしておきたいものです。

 

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