東南アジアの展示会場へはグラブ(grab)での移動がオススメです

展示会場には広大な敷地が必要です。
会場によっては、都市の中心街から離れたところにあり、アクセスに不便な場合もありますね。
ひとくくりにするのは問題ですが、東南アジアの都市の中には交通インフラが整っていない地域もあり、車に頼るしかない会場もあります。

短期出張先の海外でレンタカーを運転するのもなかなか神経をつかうので、移動にはタクシーを使うことも多いと思います。
しかし、とかくトラブルが聞かれるように、芳しくないタクシー事情があるのも事実です。

そこでおススメしたいのが、グラブ(grab)です。


グラブとは
グラブは、東南アジア8ヵ国の都市で利用できる配車サービスです。

2012年にマレーシアのクアラルンプールでサービスを開始。
2014年に本社をシンガポールに移します。
2018年にはUberの東南アジア撤退に伴って事業を引き継ぎ、東南アジア最大手の配車サービスに急成長を遂げています。

2019年10月現在、グラブのサービスエリアは以下の8ヵ国319都市です。
・シンガポール:1都市
・カンボジア:2都市
・インドネシア:222都市
・マレーシア:30都市
・ミャンマー:2都市
・フィリピン:10都市
・タイ:16都市
・ベトナム:36都市
参照:https://www.grab.com/sg/locations/


グラブを使う4つのメリット
東南アジアへの出張時に、
次の4つの心配事を、グラブアプリが解決してくれます。

・言葉の壁
・請求金額の正当性
・手持ちの現金
・レシートの紛失


まず、言葉の壁。
海外でタクシーに乗るときに、目的地を正しく発音できなかったり、場合によっては事前に料金交渉をしなければならなかったりと、言葉の壁を実感することも多いのではないでしょうか。
グラブアプリは、残念ながら日本語には対応していませんが、英語が選択できるので、操作に困ることはないと思います。
ドライバーとの意思疎通は、ほとんどアプリ上で完結することができます。
これなら、「英会話」が苦手な人でも、読み書きができれば現地のドライバーとやりとりすることができます。

次に、料金の問題。
先ほども触れましたが、東南アジアでは、メーターのないタクシーやメータータクシーであってもメーターを使わずに言い値を告げてくるタクシーがけっこうあるのです。
これらのタクシーでは、事前に料金交渉をすることになりますが、それが一苦労。
そもそも、その地域のタクシーに乗り慣れていないと、料金が妥当なのかどうか、判断ができません。
また、メーターを使っていても、最適なルートを通っているのかどうかは、地理に不案内では分かりません。
グラブはその点、明朗会計。
アプリで出発地と目的地を指定すれば、適切なルートと予想所要時間、料金が表示されます。
それに納得してから車を呼ぶので、料金に関するトラブルはほとんどありません。
乗車中も地図上に現在位置が示されているので、妥当なルートなのかどうか、すぐに分かります。

3つ目は、支払い方法です。
タクシーによっては現金しか受け付けてくれなかったり、クレジット決済の手数料を加算されたりする場合もあります。
グラブではその場での現金払いもできますが、アプリにクレジットカードを登録しておけば、キャッシュレスで乗車することができます。

最後にレシートですが、メール添付で送られてきたり、Webサイトからダウンロードしたりもできるので、帰国後に出張旅費の精算時にまとめて発行することができます。
レシートを保管しておかなくても良いので便利です。




グラブで行ける展示会場

では、グラブのサービスエリア内にある、主要な展示会場をみてみましょう。

シンガポール
 ■シンガポール
        ・Changi Exhibition Centre
        ・Sands Expo and Convention Centre (MARINA BAY SANDS)
        ・Singapore Expo
        ・Suntec Singapore Convention & Exhibition Centre

カンボジア

   ■プノンペン
        ・Diamond Island Convention and Exhibition Center (Koh Pich Exhibition Center)

インドネシア
    ■ジャカルタ
        ・BALAI SIDANG JAKARTA CONVENTION CENTER (JCC)
        ・Jakarta International Expo (JIExpo)
    ■ジョグジャカルタ
        ・JOGJA Expo Center (JEC)
    ■タンゲラン
        ・Indonesia Convention Exhibition (ICE)

マレーシア
    ■クアラルンプール
        ・Kuala Lumpur Convention Centre
        ・Malaysia International Trade and Exhibition Centre (MITEC)
        ・Putra World Trade Centre (PWTC)
    ■ジョホールバル
        ・Persada Johor International Convention Centre
    ■マラッカ
        ・Melaka International Trade Centre

ミャンマー
    ■ヤンゴン
        ・Myanmar Convention Center
        ・Tatmadaw Hall
        ・Myanmar Event Park (M.E.P) at Mindhamma

フィリピン
    ■マニラ
        ・Philippine International Convention Center (PICC)
        ・SMX Convention Center
        ・World Trade Center Metro Manila

タイ
    ■チェンマイ
        ・Chiang Mai International Exhibition and Convention Centre
    ■ノンタブリー
        ・IMPACT Arena, Exhibition and Convention Centre
    ■パタヤ
        ・Pattaya Exhibition and Convention Hall (PEACH)
    ■バンコク
        ・Bangkok International Trade & Exhibition Centre (BITEC)
        ・Centara Grand & Bangkok Convention Centre at CentralWorld
        ・Queen Sirikit National Convention Center (QSNCC)
        ・Royal Paragon Hall
        ・United Nations Conference Center (UNCC)

ベトナム
    ■ハノイ
        ・Vietnam Exhibition Fair Center (VEFAC)
    ■ホーチミン
        ・GEM Center
        ・Saigon Exhibition and Convention Center (SECC)
        ・TAN BINH EXHIBITION AND CONVENTION CENTRE (TBECC) 

ほとんどの会場を網羅していますね。
これは、使わない手はありません。


さっそく使ってみましょう

1)お手持ちのスマートフォンで、App StoreかGoogle Playから、グラブのアプリをダウンロードします。



2)グラブアプリを起動して、ユーザー登録をします。
電話番号のほか、FacebookかGoogleのアカウントでも登録できます。
電話番号で登録する場合は、ショートメッセージで認証コードが送られてきます。
そのため、現地で登録する場合は、現地で使えるSIMが必要です。



3)クレジットカードを登録しておけば、手元に現金が無くても安心です。
これで設定は終了です。



4)アプリを起動すると、GPSが現在位置を取得して、出発地に表示されます。
時折、間違った場所が示されることがあるので、確認しましょう。
入力して指定することもできます。
車と待ち合わせしやすい場所、わかりやすい目標物がある場所を指定しましょう。
近くにグラブスタンドがある地域では、そこを指定すると間違いが少ないでしょう。
大きな施設の場合、「東口」や「西口」などの指定をしなければならない場合があるので、注意が必要です。



5)目的地を入力すると、候補が表示されるので選択します。
住所指定もできます。
経由地を追加することも可能です。



6)ピックアップポイントと目的地が決まると、ルートと予想所要時間、近くにいるマッチング可能な車のリストが表示されます。
その中から、車のタイプ、料金、ピックアップポイントまでの到着時間を比較して選択します。



7)マッチングが成立すると、メッセージが送られてくるので、返信しておきましょう。
「I’m waiting」などの定型文でOKです。
うまく会えないときや、待ち合わせ場所が分かりにくい場合は、通話ボタンかチャットボタンを押して、ドライバーと直接連絡を取ることができます。



8)迎えに来る車の現在位置が表示されます。
到着したら、車種とナンバー、ドライバーの名前と評価と顔写真も表示されるので、確認して乗車します。



9)乗車すると、目的地への予想到着時刻が表示されます。
クレジットカード決済の場合は、目的地に着いたら、お礼を言って車を降りるだけでOKです。
そのあと、アプリでドライバーの評価をしましょう。



10)アプリの「Activity」で利用履歴も確認できます。



11)グラブを利用するときに注意しておきたいのは、キャンセルポリシーです。
2019年3月25日に更新され、シンプルになりました。
ブッキング後の5分以内のキャンセルは無料ですが、5分を超えるとキャンセルフィーを請求されます(シンガポールでは$4)。
また、ピックアップポイントで、車を5分以上待たせた場合は、待機料金を請求されます。
ピックアップポイントに到着して、乗車する準備ができてから、車を呼ぶように心がけたいですね。



グラブは、サービス開始から10年も経っていませんが、すっかり東南アジアの社会に根付いています。
ドライバー個人が利用者に評価され、その評価が収入に直結するシステムは、これまで不快な思いをすることもあった東南アジアのタクシー事情を大きく改善つつあります。
利用する私たちも、利用者としてのマナーを守って、お互い快適な時間を過ごしたいですね。

関連記事