VILOGの概要や参加プロセスは?2024年開催は「グリーン物流」がテーマに | ピリピリ 東南アジア進出をサポート!
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VILOGの概要や参加プロセスは?2024年開催は「グリーン物流」がテーマに

「Vietnam International Logistics Exhibition(VILOG)」は、ベトナム南部の都市ホーチミンで毎年開催される物流展示会です。8月に開催するVILOG2024は「グリーン物流」をテーマに、環境問題に対するソリューションやテクノロジーが重点的に紹介されます。来場者の2人に1人は企業の決裁者で、商談もスムーズに進むでしょう。今回は、ベトナムにおける物流業の可能性と、VILOGの概要や来場者数、参加プロセスについて紹介します。
 

ベトナム物流業の成長性と日系企業の進出動向

ベトナムの物流業は急速な成長を遂げており、2030年にかけて高い成長率を維持すると予測されています。2022年には運輸・倉庫産業がGDPの4.5%を占め、新規事業の急増が見られました。世界銀行が格付けするLPI(ロジスティクス・パフォーマンス指数)によると、2021年時点でベトナムは前回調査から20位上げ、160カ国中39位でした。

また、ベトナムは平均年齢31歳という若い労働力と、約3,260kmもの海岸線を生かした海上貨物輸送に大きな可能性を秘めています。さらに、ベトナム政府は2030年までに海事産業をGDPの10%に引き上げる目標を掲げています。

そのような中で、ベトナムに進出する日系物流企業も増えており、ヤマト運輸や日本通運、センコーなどが進出しています。特に日本通運はホーチミンにベトナム法人の本社を構え、30の支店と、900名(2017年10月末時点)の従業員を擁し、ネットワークを広げています。
 

VILOGの来場者数や出展企業

VILOGは、毎年8月ごろにホーチミンのサイゴン展示コンベンションセンター(SECC)にて開催されています。2023年の来場者数は、25,018名でした。そのうち21,167名が業界関係者で、3,851名が一般来場者でした。出展企業は、22の国・地域から256社が参加し、354のブースが設置されました。オープニングセレモニーでは、産業貿易省や科学技術省、国際フレイトフォワダーズ協会連盟(FIATA)、ベトナム物流ビジネス協会などの代表者が登壇しました。



【出展対象品目】
倉庫システム、コールドチェーンシステムソリューション、工場、棚システム、パレット、コンテナ、ローディング機器、フォークリフト、付属品、ハンドリングシステム向けオーバヘッドコンベア、包装機器・技術、通関、物流IT・アプリ、輸送・転送、サポートサービス

 

VILOG出展のメリット

VILOG出展のメリットは、ベトナム物流業で販路を広げる、現地企業とパートナーシップを結ぶ、業界の最新情報やテクノロジーに触れるといった点が挙げられます。

VILOG2023の来場者の目的は、「物流プロセスの最適化ソリューションの模索・選択(55%)」、「取引先や新たなビジネスチャンスの拡大(33%)」、「専門家や最新情報、技術との出会い(10%)」でした。

来場者の業種は、製造や物流、電気・電子、食品などが中心です。また、来場者の役職は決裁者(54%)とマネージャー(43%)が大多数を占めており、2人に1人は決裁者であることから、商談もスムーズに進むでしょう。


 

VILOG2024の出展方法

VILOG2024は、2024年8月1日〜3日にホーチミンのSECCで開催されます。今回は「グリーン物流 – 持続可能な開発基盤」をテーマに、環境問題に対する物流業界の取り組みにスポットが当てられます。特に「スマートウェアハウス」、「転送・運送」、「コールドチェーン」、「物流IT」といった分野における最先端のソリューションやテクノロジーを紹介し、物流業界に変革をもたらす狙いです。

出展スペースは、18m2の展示スペースのみ(自社でブース設営)、9m2のパッケージスタンド(円卓やパーテーション、椅子などを含む)、アップグレードブース(スポットライトやポスターなどを追加)などから選べます。出展費用や詳細、申込については、ビッグビートまでお問い合わせください。

ビッグビートでは、VILOGなどの各展示会に出展するまでの煩わしい書類申請や予約手続きの代行、ブースのデザイン提案、アンケート実施などのサービスを提供しています。業界約30年の実績、知見から展示会成功に向けたサポートが可能ですので、ご興味ある方はぜひお問い合わせください。


 

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