世界のビジネス展示会事情 in タイ | ピリピリ 東南アジア進出をサポート!
みなさま、こんにちは! 
ピリピリ編集部の青木です! 

ASEANビジネスの急拡大が進む中で、先日私も参加したTechsauce Global Summit 2022も含め 今年もタイでは様々が展示会やイベントが開催されています。 

ここ数か月でもここでは書ききれない数の展示会が開催されるようです。 

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【Techsauce Global Summit 2022】 
2022年8月26日(金)~ 27日(土) 

【Cosmoprof CBE ASEAN 2022】 
2022年9月15日(木)~ 17日(土) 

【SETA 2022 - Sustainable Energy Technology Asia】 
2022年9月20日(火) ~ 22日(木) 

【PACK PRINT INTERNATIONAL 2022 - International Packaging and Printing Exhibition for Asia】 
2022年10月19日(水)~ 22日(土) 

【ROBOTX @METALEX 2022】 
2022年11月16日(水)~ 19日(土) 

【DigiTech ASEAN Thailand 2022】
2022年11月23日(水)~ 25日(金) 

【Thailand Smart City Expo 2022】 
2022年11月30日(水)~ 2022年12月02日(金) 
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出展:https://www.jetro.go.jp/j-messe/

・・・みなさま、何かお気づきでしょうか・・・? 日程を見ていただくとイベントによっては、「土曜日」が会期に含まれていることがわかります。 

日本で行われる展示会やイベントは、「営業日」といわれている月曜日から金曜日の間に行われることがほとんどかと思います。 展示会への出展や、参加者としてイベントへ足を運ぶことは、情報収集や他社とのつながり、 その時のトレンドなどを知るための、大切な”業務の一環“としてみなされているため、 主催者側も平日に開催することが多いのではないでしょうか。 

また、週末は休日となる企業が多いため、来場者数が少なくなってしまうのでは・・・・など 休日開催にした場合に主催者側が考える懸念点も多いのではないかと思います。  

 

実際に現地メンバーに聞いてみました!

土曜日に開催することに対して疑問をもち、これは現地の方に直接聞いてみるのが一番!ということで、 本メディアを運営するビッグビートの、タイの関連会社Bigbeat Bangkok Office のKarnさんに聞いてみました! 

「あまり、タイ人は平日にイベントや展示会にはいかないよ。平日はそれぞれ自分たちの業務に追われていて、オフィスから出ることができないからね。それを主催者もよくわかっているから、休日も会期に含めることが多いよ」(Karnさん)

日本でも平日開催のみとなると、営業日中にしなくてはいけないタスクがたくさんあったり、ミーティングなどで現地までの移動時間の確保が困難だったり・・・ やむを得ずイベントへ参加できない、というご経験があるかたもいらっしゃるのではないでしょうか? Karnさんからの回答を見る限り、休日(土曜日)に展示会やイベントに行くことに 抵抗を感じるタイ人の方は少ないのかもしれません。タイ人の方は実際に会場に行ったり、見たり、触れたりすることを大切にするとのことで、オンラインイベントより、オフライン(フィジカル)イベントを好む傾向もあるそうです。

Karnさん曰く、平日より休日の方が参加者数が多いとのことでした。 実際に私が参加した【Techsauce Global Summit 2022】も土曜日でしたが たくさんの人でにぎわっていた印象が今も残っています。 


8月27日(土) Techsauce Global Summit 2022の様子
 

よりたくさんの方に参加してもらえるよう、平日から休日をまたいで開催するという考えは、 タイ主催者ならではの工夫であり、日本のBtoBの展示会やイベントにはあまりない新鮮な印象をうけました。 

上記からもわかるように、タイの展示会は土曜日や祝日などの休日にも開催されることがあるということで、平日に時間確保が難しい方も参加しやすい環境が整っています。平日よりも休日の方が参加者が多い場合もあるので、イベント最終日が休日の場合も気を抜くことはできません。むしろビッグチャンスとなる可能性も・・・・?! 

海外で自社イベントなどを企画する際には、その土地の習慣にあわせることが来場者数を増やす1つの要因となりうるのではないかと思います。タイでイベント等を企画する際には、会期に土曜日を組み込むということもご検討いただくのもよいかもしれません。 

コロナもあり世の中の様々なことが変化していく中で、 今後の日本の展示会やイベントがどのように進化していくのか、非常に楽しみです!

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