【2019年5月22日】公開
第1回:ドラッグストア編
タイではどのようにコスメが販売されているのか、現地で調査してきました!
今回は「バンコク市街地」にエリアを絞って、比較をしていきます。
ワトソンズ(watsons)」-日本未上陸!グリーンのロゴが目印-
(調査店:ターミナル21、BTSアソーク駅)
ワトソンズは香港に本社を置いておりアジアとヨーロッパを中心にチェーン展開している大手ドラッグストアです。
ここで、日本製の化粧関連品を数多く見つけました!
メーキャップ化粧品ではマジョリカマジョルカ、基礎化粧品はビオレ・肌ラボ、男性向け商品としてはギャッツビー、といった具合でそれぞれが特設コーナーになっています。また、洗顔とクレンジングは日本製品が多数置いてあり、日本コーナーとしてまとまって陳列されていました。気になるパッケージですが、そのまま日本語のものも多く、場合によってタイ語になっていました。日本語のままのパッケージには、タイ語のPOPがついているものもありました。
全体的には、次に紹介する「ブーツ(Boots)」と比べると、コスメより医薬品関連品が多く置かれている印象を受けました。
「ブーツ(Boots)」-ブルーの看板が目印!-
(調査店:ターミナル21、BTSアソーク駅)
「ブーツ(Boots)」はイギリス本社のドラッグストアチェーンとして、ヨーロッパ、中近東、アジアを中心に店舗展開しています。
ワトソンズと比べると、医薬品よりコスメ関連商品が多く陳列されている印象です。
日焼け止めの資生堂アネッサ(ANESSA)などをはじめ、ここでも日本製品が多く見受けられます。
アネッサには専用コーナーがあり、駅のホームで広告を見かけるだけではなく、タイ人が「ANESSA」と話しているのも数回耳にしました。
日焼け止めの特設コーナーはこちら。価格帯としては、アネッサは950バーツ、Luminese sun(アネッサに似たパッケージ)は630バーツ、その他日本でも有名なBioreやNIVEAが約250バーツから売れらていました。
以下は駅のホームの上部広告の写真です。
今回は、地元の若者も集うショッピングセンター「ターミナル21」
の中を調査しましたが、ブーツの店舗は街中のいたるところに数多く存在します。
ワトソンズ、ブーツはタイでも2大ドラッグストアと言われることもあり、タイに住んでいる現地消費者の生活の一部になっているのではないでしょうか。
「マツモトキヨシ」-日本でもよくみるあのお店!-
(調査店:サイアムスクエアワン付近の独立店舗、BTSサイアム駅)
タイのマツキヨは、売られているラインナップが日本のマツキヨの商品とほぼ同じでした!バーツを円に換算しても価格は日本とほぼ同様です。
コアターゲットは、タイ駐在の日本人、、若しくはある一定以上の高所得層でしょうか。
製品パッケージは日本語が多いのですが、タイ語のポップが多かったです。
ちなみに、となりのツルハドラッグも日本で売られているのと同様の商品ラインナップでした。
マツモトキヨシは、ワトソンズ、ブーツとは違い、日本の独自路線を貫いていました。
以上、ドラックストア編Reportでした。
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