【2019年5月23日】公開
第2回:ショッピングモール編
この記事ではドラッグストア編に代わり、デパート及びショッピングモール内のコスメショップでの発見をご紹介します!
「サイアムパラゴン」
-高級ブランドやエンタメ施設が揃う大規模な高級デパート-
(調査店:サイアムパラゴン内コスメフロア、BTSサイアム駅)
サイアムパラゴンは東南アジアでは最大規模の高級デパートです。
コスメフロアは、日本のデパート同様、ブランド別に各コスメショップが綺麗に並んでいました。日本のデパート比較して特に大きく異なる部分はありませんでしたが、メイクアップアーティストに男性が非常に多い事に驚かされました。
「EMPORIUM」
-駅直結でアクセス抜群な高級デパート-
(調査店:EMPORIUM内コスメフロア、BTSプロンポン駅)
次に訪れたのは「EMPORIUM」です。
こちらは観光旅行者や地元の富裕層の方々も多く利用する高級デパートで、プロンポンのランドマークとして非常に人気のスポットです。コスメフロアも日本のデパートやサイアムパラゴン同様ブランド別に各ショップが並んでいます。
資生堂のみ、下記の写真のように特にショップ面積が大きく、独立コーナーがありました。その他の日本ブランドは「Japan」という看板はなく、KOSEやPOLAのように製品ブランド名を中心に、ワンコーナーにまとまって販売されていました。
こちらでも、男性がメイクをしているシーンをよく見かけます。
全体的にどのデパートもそうですが、各フロアのエスカレーター横にコスメコーナーが多いのも大きな特徴です。BTSアソーク駅にある「ターミナル21」にはエスカレーターの横に「THREE」という日本メーカーのブランドコーナーが設置されていました。
また、ショップのファンデーションの価格帯を確認したところ、日本では約6,000円で販売されているのに対し、現地価格は2650バーツ(日本円で約9,000円)で販売されていました。またこのショップでも男性向けのアイテムがまとまって販売されていた事が印象的でした。
「ISETAN」
-日本の大手有名デパートがタイにも!-
(調査店:ISETAN内コスメフロア、BTSサイアム駅)
ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、日本の有名デパート「伊勢丹」はバンコクにもあります。セントラルワールドプラザと連結した好ロケーションにあり、日本人はもちろんタイ現地の消費者にも人気です。
ショップを見て回ったのですが、日本の伊勢丹との相違は、ほとんどありませんでした。
販売されている日系ブランドは、KOSE、カネボウ、資生堂など。定番ブランドはCOACHやシャネルなどです。
「EVE AND BOY」
-バンコクの原宿?若者に大人気なショッピングセンター内にある!-
(調査店:サイアムスクエア ワン、BTSサイアム駅)
サイアム駅の中心部には若者向けに人気のショッピングモールがあり、その地下には現地タイ人女性も多く訪れるコスメショップがあります。
様々なブランドが集まっている広めの店舗で、向かってと左側がヘアケア・ファンデーション・日焼け止め等の日本のロフトっぽいカテゴリ別の陳列で、右側は日本のデパート風にブランド別に分かれていました。
専用メンズコーナーもあり、その中身は髭剃りや洗顔など想定内の陳列でしたが、加えて男性向けのアイブロウも販売されていました。男性女性問わず、美容に対する関心度の高さが伺えます。
ブランド別コーナーでは資生堂やKATEはブランド名の下にTokyoと記載しておりmade in JAPANを全面に出していました。ブランドと一緒にmade in Japanを印象付ける事が出来るので、ブランド名にTokyoやJapanを付けているのだと推測します。
以上、ショッピングモール編Reportでした!
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