【2020年4月22日】公開
昨今のCOVID-19の世界的な影響は大変深刻であり、ビジネスへの打撃は計り知れないものがあります。
日本国内でも、展示会、カンファレンス、その他イベント事がことごとく開催中止・延期へ追い込まれ、貴重な営業活動の機会が減少しているなか、これからのビジネス展開をどう進めていくか、大きな課題に直面しています。
この、まさに異常事態ともいえるさなかで少しでも営業活動を活性化するためのプラットフォームとして、グローバル市場を舞台にした“バーチャル展示会”についてご紹介します。
本記事の注目ポイント(対象者)
・対象分野:製造業全般
・海外への営業活動が停滞してしまっている、今後の見通しが立っていない方。
・ヨーロッパ、欧米諸国へのビジネス展開を視野に入れている方。
INDUSTRY EXPO Virtual Expoとは
INDUSTRY EXPO Virtual Exhibitionはイギリスに本社を置く、Eidikos Communications Ltd.というバーチャル展示会を中心とした展示会の主催業務を行っている会社のもと、昨今のCOVID-19による従来の展示会等の延期・キャンセル、に伴う新たな商談の場としてオンライン上で開催されていて、「産業」を支える企業にスポットを当てた総合型展示会。
オンライン上の展示会でありながらも、臨場感のある空間づくりを実現しています。
従来の展示会のようなコンテンツの魅せ方を再現し、安定的な集客力も誇るバーチャル展示会としては最大規模の展示会となっています。
INDUSTRY EXPO Virtual Expo概要
【展示会概要】
名 称: INDUSTRY EXPO Virtual Exhibition (インダストリー・エクスポ)
日 時: 2020年(24時間・365日 アクセス可能)
主 催: Eidikos Communications Ltd.
会 場: オンライン
出 展 社 数: 38社 (2020年4月時点)
来 訪 者 数: 1日あたりのオンラインアクセス数は1,000名以上/1週間15,000名以上
2020年開始以来、アクセス数1千万人以上
INDUSTRY EXPO Virtual Expo 展示内容・ターゲット層
― 「産業」をテーマにフォーカスした最大級のグローバル・バーチャル展示会。
主な来場者内訳:
- 航空宇宙, 鉄道, 船舶
- 自動車関連
- 銀行, 保険会社
- 科学, 薬局関連, 医療品貿易関連
- 通信, 携帯端末
- 建設業
- コンサルティングファーム
- 防衛・軍隊
- 教育
- 電力・インフラ(ガス、水、原子力、石油)
- 食品関連事業
- ガラス製品・開発
- 健康製品
- 現地法人組合団体
- 鉄鋼業
- 包装、ポンプ&バルブ
主な出展品目:
- セキュリティ/IoT/AI/ロボティックス/3D/CAD/CAM/クラウドシステム
- 再生可能エネルギー/パワーエレクトロニクス/エネルギー貯蔵システム
- 自律輸送システム/産業用電気駆動システム/水圧駆動システム
- 工作機械/工具/ベアリング/ポンプ・バルブ/モーター/コンプレッサー/ボイラー/センサー/計測器/制御システム/モニタリング/機械・工業技術 / その他の産業用機器・設備
INDUSTRY EXPO Virtual Expo 3つの特長
場所や時間にとらわれない「ビジネスの場」
いうまでもなく、「オンライン上」で開催されるため、時間や場所にとらわれないサービス情報の発信が可能となりますが、その最大の特徴は、1日24時間・365日と、一年を通して「バーチャルブース」内での世界に向けた情報発信が可能という点です。
通常、日本国内でのバーチャル展示会では規模の大きいものでも開催期間が1ヶ月程度、展示会への総登録者数(来場登録)約4,600人、そのうち実際にバーチャル展示会へ訪問した「来場者数」は約3,600人、となっていますが、INDUSTRY EXPOに関しては1日の平均アクセス数は1,000人以上、1週間で平均して1万人超えというペースで1年間運用されるため、その集客効果は(多少年間を通じて上下は見込まれるものの)大きいといえます。
営業ツールとしての有効性
バーチャルプラットフォーム上のブーススペースへアクセスした来訪者のデータは全てシステム内に記録され、結果をダウンロード可能な設定となっているため、どの来訪者が何に関心を持ったか、どの商材に関する資料をダウンロードしたのか、ブース内での滞留時間まで数値で見える化することができます。
そのため、こうした記録データを用いて、バーチャル展示会にアクセスした企業様へ向けた新規営業アプローチに活用することができます。
視覚的にとらえやすい空間設計
3Dシステムを駆使し、「展示会場」を見渡すことが出来るため、従来のリアルな展示会場に訪れた時のように視覚的にどこにどのブースがあるのか、理解しやすい設計となっており、会場内を「回遊」する感覚をそのままに、気になるブースへ気軽にアクセスが可能となっている。
この設計方法は、見た目以上に来場者のオンライン上の「離脱率」を抑えるうえでも有効な魅せ方で、ウェブページ上のサイドバー項目などをクリックして目的の分野・出展社エリアなどへたどり着けるような、標準的なバーチャル展示会のプラットフォーム設計とも一線を画しています。
この「視覚重視型」中心の設計、またこれらのコンテンツをすべてPCだけでなく手持ちのスマートフォン、タブレット端末からでもアクセスできる手軽さが、バーチャル展示会の魅力を最大限引き出しています。
イメージ動画はこちら(YouTubeへリンクします)
グローバルスタンダードなプラットフォームを活用してデジタルマーケティングを
今回はあくまでも「海外」へのビジネス情報発信の場としての「バーチャル展示会」に注目をして紹介しましたが、ビジネスでは(ことに海外においては)実際に顔を合わせての商談が信頼関係を構築する上でも大切ではあると思います。
しかし、バーチャル展示会を活用する最大のメリットは繰り返しになってしまいますが、システム上で得た分析結果をその後の営業活動に活用していけるという点です。
日本国内ベースでも普及しつつあるオンラインを活用したマーケティング(ビジネス戦略)を海外でも行えるツールを一つでも見つけていくことは、今後、デジタル化がますます加速していくことを考えると、実践してみない手はありません。
デジタルマーケティングとは、ビジネスの結果を「見える化」していくことなのです。
ビッグビートでは、『INDUSTRY EXPO Virtual Expo』へのご出展を検討されている企業様に向けて、出展サポートを行わせていただいております。
バーチャル展示会自体が初めてという企業様も多いかと存じますので、ブース内のコンテンツ準備サポート、出展登録、バーチャルブースのセッティング、展示会レポート(アクセス件数のレポート回収、お渡し)まで一括して承っておりますので、ご興味のある方は以下PDF資料にて詳細をご確認ください。
*新しいウインドウでPDFファイルのダウンロードがはじまります。
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