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【現地レポート】東南アジア最大級の製造業向け展示会「METALEX March 2022」

東南アジアにおいて、製造業に関わる製品や技術・サービスを訴求したいと考える企業がまず出展候補に挙げる「METALEX」。東南アジア最大規模の製造業関連の展示会が、今年は異例の年2回開催として3月9日から12日にわたりバンコク国際貿易展示場(BITEC)で開かれました。この「METALEX March 2022」の当日の様子をご紹介します。
記事作成・画像提供/タイ・ASEANの今がわかるビジネス経済情報誌『ArayZ

 

今年は2,500ブランド・100社が出展

同展示会は毎年11月に開催されており、昨年も11月の開催を予定していましたが新型コロナウイルスの影響により延期されていたもの。過去の開催の様子はこちら
例年より会場の規模は縮小していましたが、日系企業では「YAMAZEN(THAILAND)」「YUASA TRADING(THAILAND)」といった産業機器・工作機械などを取り扱う専門商社や、「SUGINO MACHINE(THAILAND)」「ENSHU(THAILAND)」「MAKINO(THAILAND)」といった工作機械・産業機械メーカーの他、長野県内の4社が集まった共同ブース「長野パビリオン」内には日本から「ALPS TOOL」「TAIYO INDUSTRY」「NATIONAL TOOL」「HIRAIDE PRECISION」が出展。


YUASA TRADING (THAILAND)CO.,LTD. ブース(画像提供:ArayZ)

会場には金属部品の製造・加工や電気・電子製造、航空宇宙および自動車関連といった分野における企業と、工具や金型、工作機械、金属加工、品質管理、新素材、光学・レーザー技術など約2,500ブランドが集結。全体で約100社のブースが並びました。
毎回異なるテーマを掲げる同イベントですが、今回のテーマは「スマート金属加工(Smart Metalworking)」。タイ政府が進めるタイランド4.0政策の促進を図り、セミナーやマッチングサービス、ビジネスネットワーク機能、METALEXデジタルコミュニティなどを通じて、参加者に新しいノウハウとビジネスネットワークを提案すると共に、コロナ禍ならではの取り組みも垣間見えました。

その他の現地の様子は下記のスライドショーにてご覧いただけます。


(画像提供:ArayZ)

来場者数はコロナ禍でタイ国外からの入国者自体が少なかったこともあり、2万9,204人と例年の約3分の1でした。これまでの5年間と比較しても最も少ない来場者数であることがわかります。ですが、実際の来場者からは「実際に目の前で確認したい製品があったため、会場を訪れた」という声があるなど、例年以上に来場目的が明確な方が多い印象が見受けられました。



2017年…9万1,034人/909社(16ヵ国・地域)
2018年…9万9,998人/970社(20ヵ国・地域)
2019年…10万475人/913社(23ヵ国・地域)
2020年… 5万3,112人/290 社(8ヵ国)
2021年…未開催
2022年3月…2万9,204人/約100社(未公開)
(※2021年以前は毎年11月開催)

 

出展社から見たMETALEX March 2022の評価とは

METALEXに初回から出展し、日本はもとよりタイにおいて“機械工具の専門商社”として工作機械や産業機器、機械工具、計測機器や切削工具など多数の日本製品を揃えるYAMAZEN (THAILAND) CO., LTD. Managing Director 堂園龍児さんは、今回の3月開催をこう振り返ります。


YAMAZEN (THAILAND) CO., LTD. Managing Director 堂園 龍児 さん

堂園さん:
コロナ禍ではありますが、METALEX March 2022への出展は迷わず決めていました。

弊社は同イベントの初回からこれまで出展を続けていますが、その最大の目的は弊社の名前を訴求すること。出展した分、確実に多くの人に知っていただけますし、製品に対するフィードバックをいただくこともできます。出展しなければその数はゼロ。認知度向上という効果を実感しているからこそ継続して参加していますし、もし出る・出ないで迷われている方がいたら出ることをお勧めしますね。

今回、「コロナ禍で来場者数が予想できないため出展を断念した」という声を聞きましたが、弊社ではお付き合いのある企業からご相談を受け、ブース内のスペースを一部お貸しするというケースもありました。

出展に対する費用対効果を求め過ぎて足踏みされている方もいると思いますが、自分たちだけでなく、他社様や自治体など周囲と協力して出展する方法も一つの選択肢としてあります。また、1回の出展でその費用が取り戻せるわけではないので、長期的な目でどのように捉えるかが重要だと感じます。

来場者数は費用対効果を考える一つの指標ですが、それ以上に”現場の声をヒアリングできたか、商談に繋がったか”が重要ではないでしょうか。今回の開催前の予想としては当然、来場者は減るものの、目的意識の高い方が会場に足を運んでくれるというものでしたが、結果はまさにその通り。

弊社が取り扱う製品を目的に訪れてくださった方が例年より多いと感じましたし、来場者の減少に反して商談数も例年以上ではなかったでしょうか。振り返れば一人ひとりと密度の濃い、質の高いお話ができました。


ブース内での商談の様子

 

次回のMETALEXは2022年11月に開催!

現在、開国ムードが強まっているタイですが11月16日(水)から19日(土)の4日間は、例年通りの会場規模に戻した「METALEX 2022」の開催がすでに決まっており、来場者数の回復が期待されています。
また新型コロナウイルスの規制も緩和され、開国ムードが強まっていると同時に、同日にはロボット、ソフトウェア、ソリューション、SIの製造に関する大規模イベント「ROBOTX」も同じ会場内で開かれるため、さらに注目度が増すでしょう。

https://www.metalex.co.th/en-gb/visitor-info.html
(※METALEX 2022の出展企業や製品に関する情報は上記より)

「出展を検討している」「出展方法を詳しく知りたい」と考えている企業の方がいましたら、ぜひお気軽に出展のご相談ください。


【METALEX 2022開催情報】

日 時:2022年11月16日(水)~19日(土)
会 場:BITEC(Bangkok International Trade & Exhibition Centre)
出展品:産業用ロボット、制御システム技術、センサー技術、ソフトウェア、モーター&ドライブテクノロジー、PLC、サービスなど
公式サイト:https://www.metalex.co.th/
 

 

 

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