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バンコクの展示会場「IMPACT」の周辺情報

【2020年5月7日】公開

IMPACTは、タイ・バンコクの郊外にあり、展示会や国際会議だけでなく、音楽のコンサートやスポーツイベントなどでも利用されている、東南アジア屈指の規模を誇る総合イベント施設です。
バンコクの中心街から北へ20km、ドンムアン国際空港から西へ5kmほどに位置しています。
鉄道の計画があるものの開通の見込みはたっておらず、車が主な交通手段です。
バンコクの交通渋滞は激しいため、中心街からは高速道路を使っても1時間程度かかるなど、アクセスに難があり、現地では「陸の孤島」とも言われています。
そのため、展示会などでIMPACTに出張する際は、近くに宿泊して1週間ほど過ごすことになりますが、IMPACT周辺には、お店や施設が一通りそろっています。
 

IMPACTオフィシャルホテル

IMPACTには、2つのオフィシャルホテルがあります。
「Novotel Bangkok IMPACT」と「ibis Bangkok IMPACT」です。

Novotel Bangkok IMPACTは、IMPACTの施設に囲まれるように立っており、どの会場に行くにも便利な、380室を擁する4星ホテルです。
プールやジム、スパなども備えており、日本でいうシティホテルといったところでしょうか。
お値段も少々高めで、日本円で1万円からという設定です。
IMPACTフォーラムに直結し、IMPACTフォーラムのロビーを通じて、隣接するIMPACTチャレンジャーとも連絡しています。





ibis Bangkok IMPACTは、2017年にオープンした、587室を擁するビジネスホテルです。
料金は、日本円で6,000円前後からと、比較的リーズナブルです。
部屋の大きさや清潔感などは、申し分ありません。
IMPACTエキシビジョン・センターと、動く歩道のあるスカイウォークで連結されていて、アクセスも悪くありません。




 

レストラン街

IMPACTの中には様々なレストランがありますが、ここでは3つの主要はレストラン街を紹介しましょう。

「SKY KITCHEN」はIMPACTチャレンジャーとIMPACTエキシビジョン・センターの2F部分をつなぐ空中廊下を、まるまるフードコートにしてしまったものです。
どちらの側からもアクセスが良く、手軽に食べられるので、時間がないときに重宝します。







「FOOD ATRIUM」はIMPACTチャレンジャーの1F部分にあり、日本でもおなじみのファストフード店が出店しています。







「THE PORTAL」はIMPACTエキシビジョン・センターとIMPACTアリーナに隣接して建てられている店舗棟で、ここにもフードコートのFood Arenaをはじめ、まざまな種類のレストランがあります。





そのほか、IMPACTエキシビジョン・センターの展示ホール内には、仮設のケータリングではなく、常設のファストフード店舗があります。
写真はホール7にあるお店。
ホールの壁面には看板が掲げられており、展示会のメインステージ裏をのぞくと、当たり前のように営業しています。
ホール内にあるので展示会関係者しか利用できませんが、なかなか穴場です。




 

コンビニ

IMPACT内にもコンビニが2店あり、飲料や食品など、さまざまなものが売っています。
道路に面した出入り口もあり、24時間営業しています。
ただ、クレジットカード決済の最低金額があり、たとえば飲み物を1つだけ買うときなどは、現金がないといけないのが不便です。


 

銀行・ATM

IMPACT内には、三菱UFJ銀行系のアユタヤ銀行が、インパクトムアントンタニ支店をおいています。
ここでは、月曜日から金曜日の9:30から15:30のあいだ、窓口業務をおこなっており、外貨の両替も可能です。
場所はエキシビジョン・センターの1F、ホール7と8あいだ、「SKY KITCHEN」の下にあたります。



また、IMPACT内の各所にATMが設置されています。




 

宅配カウンター

レストラン街のFOOD ATRIUMには、タイの郵便局「Thailand Post」のカウンターがあり、EMSサービスを利用できます。
展示会の運営備品やカタログなどの残材を、日本に宅配する際には便利です。


 

ショッピングモール「COSMO BAZAAR」

IMPACTに隣接するショッピングモール「COSMO BAZAAR」には、スーパーマーケットやレストランをはじめ、アパレル、電器店、映画館やフィットネスジムなどさまざま店舗が入っており、ここに来れば一通りなんでも揃えることができます。
また、最寄りの鉄道駅などからのシャトルバンのターミナルにもなっています。

IMPACTエキシビジョン・センターの東側、屋外駐車場P5、P6をはさんだ先にあり、トラックヤードを抜けて通用門から出ると近道です。
トラックヤードの出入り口には警備員がいますが、イベントの出展社証をもっていれば、通してもらえます。



ここでのおススメの1つは、イオン系のスーパーマーケットの「MaxValu」。
24時間営業です。
展示会の会期中に必要になった文具などの消耗品や、ホテルでの晩酌や翌朝の朝食の調達にと、とても重宝します。



もうひとつ、毎日のように通っていたのは、フードコートです。
ローカル客でにぎわっており、とてもリーズナブルな料金です。
英語のメニューが用意されていない店が多く、外国人らしい客はほとんど見かけません。



支払いは東南アジアのフードコートでよく見かけるプリペイド方式。
キャッシャーで現金を渡してチャージしておき、余った分は返金してもらえます。
100バーツも入金しておけば十分です。



タイ語のメニューしかない店だったので、写真を見て判断。
これで55バーツです。



フォーク類は共用部からセルフで。
写真の左端の水槽にお湯が張ってあり、みんなここでフォーク類の先を洗っていっています。



もちろんフードコート以外にも数々のレストランが出店しているので、飽きることなく過ごせると思います。
 

コインランドリー

1週間ほどの出張だと、衣類は結構かさ張るものです。
とくに暑い季節の場合、日中の着替えも持参する方もいるのではないでしょうか。
かといってホテルのランドリーサービスは高くつきます。
COSMO BAZAARの裏側にコインランドリーがあるので、そこを利用する手もあります。



こちらは料金表。


 

IMPACTのちょっと困ったこと

IMPACTには様々な施設があり、なにかと便利ではあるのですが、日本の展示会場によくある共用部のベンチなどの、ひと休みするところが無いのです。
ちょっとパソコンを開いて一仕事というときなどは、ベンチを探してウロウロせずに、フードコートに向かうのがオススメです。






もうひとつ。
IMPACTの周辺には、野犬が多くいます。
それも大型犬に分類されるサイズで、たいてい数匹の群れになっているので、ひとりで歩いているときに出くわすと、けっこう恐怖を感じます。
襲ってくるようなそぶりを見せられたことはありませんが、万一噛まれたりすると狂犬病の恐れがあるので十分注意しましょう。




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