2021年は新型コロナウイルス感染症の影響で、多くの東南アジアの展示会も延期や中止になりました。しかし、今年は昨年の延期分も含めて、多くの展示会が開催される予定です。
SDGsの流れや、発展する東南アジアへのインフラ投資の増大などの背景もあり、電力・エネルギー産業向けの展示会にも注目が集まっています。
本記事では、東南アジアで2022年後半に開催される、電力・エネルギー産業向けの展示会の最新日程情報をお伝えします。
2022年7月〜12月開催展示会
ベトナム、ホーチミン
開催期間:2022年7月20日(水)~7月22日(金)
会場: Saigon Exhibition and Convention Center (SECC)
展示面積: - ㎡
出展社数: 400社 ※2019年実績
来場者数:30,000名 ※2019年実績
『VIENTAM ETE&ENERTEC EXPO』はベトナム最大の電力技術と設備の展示会です。
電力総合展のETEに、省電力と再生可能エネルギーの専門展であるENERTECと同時にSaigon Exhibition and Convention Center (SECC) で開催されます。
出展品目分野としては、省電力・再生可能エネルギー部門が半数近くを占めています。
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タイ、バンコク
開催期間:2022年7月20日(水)~7月22日(金)
会場: BITEC (Bangkok International Trade Exhibition Center)
展示面積: - ㎡
出展社数: 50社 ※2018年実績
来場者数:4,051名 ※2018年実績
タイエネルギー省はが公式に主催している展示会で、再生可能エネルギー(太陽光、風力、蓄電)、水素、電池、ガスLNGなどをテーマに出展されます。
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タイ、バンコク
開催期間:2022年9月14日(水)~9月16日(金)
会場:Queen Sirikit National Convention Center (QSNCC)
展示面積: - ㎡
出展社数: 1,200社 ※2018年実績
来場者数:25,003名 ※2018年実績
ASEAN Sustainable Energy Weekは、タイの再生可能エネルギーをテーマにした展示会です。タイでは2065年から2070年、または今後50年でクリーンエネルギーへの段階的移行とカーボンニュートラル達成を目指しています。こうした背景を踏まえて、タイでは再生可能エネルギーには注目が集まっています。
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タイ、バンコク
開催期間:2022年9月20日(火)~9月22日(木)
会場: BITEC (Bangkok International Trade Exhibition Center)
展示面積: - ㎡
出展社数: 350社
来場者数: 11,000名
『Enlit Asia』は、アジアにおける包括的な電力イベントで、1992年以来、アジア各国・地域をめぐる形で行われ、2022年はタイ(バンコク)での開催となります。
2021年開催から、これまで併催されていた「Powergen Asia」と「Utility Week」を、「Enlit」という新ブランド名で統合することで装いを新たにしました。展示会だけでなく、多彩な講演者によるセミナーやシンポジウムも多く開催されることから、アジア全域から注目されています。
主催者へのインタビュー では、今年はSustainable Energy Technology Asia(SETA)と連携して開催をすることが話されており、これまで以上に業界の関係者の出席が予測されます。
タイ、バンコク
開催期間:2022年9月20日(火)~9月22日(木)
会場: BITEC (Bangkok International Trade Exhibition Center)
展示面積:9,600㎡ ※2019年実績
出展社数: 105社 ※2019年実績
来場者数:7,000名 ※2019年実績
Enlit Asiaと同時に開催される本展示会。再生可能エネルギーにフォーカスした展示会で、太陽光発電、エネルギー貯蔵技術などに関連した展示品が数多く出展されます。
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インドネシア、ジャカルタ
開催期間:2022年10月5日(水)~10月7日(金)
会場: Jakarta Convention Center (JCC)
展示面積:24,111㎡ ※2019年実績
出展社数: 622社 ※2019年実績
来場者数:19,369名 ※2019年実績
水をテーマにしたINDO WATER 2022 Expo & Forumでは、上下水道に関連した技術や製品が展示されます。廃水処理装置、リサイクル機械、灌漑用品、冷却塔、ボイラー、蒸留装置、ろ過装置、逆浸透ツール、汚染監視装置など、多岐にわたるテーマが取り扱われています。
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カンボジア、プノンペン
開催期間:2022年10月07日(金)~10月09日(日)
会場: Diamond Island Convention & Exhibition Center (DIECC)
展示面積:3,000㎡ ※2019年実績
出展社数: 420社 ※2019年実績
来場者数:7,057名 ※2019年実績
『CAMENERGY』は、経済発展著しいカンボジアで最大の電力関連展示会です。
カンボジアでは2020年までに村落の電化率を100%に、2030年までに世帯電化率70%という目標を掲げており、
それに伴う電力需要は2020年で7,700 GWh、2030年には18,000 GWhまで伸びるといわれます。
また、複数のインフラ系の展示会が併催され、カンボジアのインフラ総合展と位置づけられているため、注目度の高い展示会といえます。
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マレーシア
開催期間:2022年10月12日(水)~10月14日(金)
会場: Online
展示面積: - ㎡
出展社数: 161社 ※2021年実績
来場者数:9,152名 ※2021年実績
『IGEM』は、東南アジアで開催される「再生エネルギー、エコシステム」に関する展示会としては最大規模を誇ります。
マレーシア政府は、2025年までに発電用燃料全体に占める再生可能エネルギーの比率を20%に引き上げることを目標としており、国策として力を入れています。
アジア圏の他、ヨーロッパ(デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、オランダ、ドイツ)やアメリカ、オーストラリア企業の出展参加など、世界各地の知恵と技術が結集した本展示会は、まさに今後のマレーシアのエネルギー産業発展に寄与するために位置付けられています。
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